平成21年 Archive
平成21年12月 定例議会報告
12月定例市議会についての報告
12月定例市議会は、11月30日(月)に開会され、12月15日(火)に閉会しました。
本定例会には、市長より30件の議案が提出され各委員会で慎重な審議の結果、本会議において全議案が可決されました。
また議員提出議案は4件提出され3件可決、1件否決。2件の請願は、いずれも採択。更に委員会提出議案1件が可決しました。主な議案を報告します。
第91号議案
越谷市自治基本条例の一部を改正する条例制定について。(推進会議の設置に関する条例を制定することに伴い、推進会議に係る規定の施行期日を改正する必要があるため提案されたもの。)
しかし本議案に対しては、我が会派の10名の議員及び江原議員が、推進会議設置条例議案(第98号)を審議する前に施行日が決まることに疑問を感じたために、本議案の附則第1項ただし書き中「第28条の規定は平成22年4月1日から」と提案された内容を「同条の規定により設置する推進会議に関する条例の施行の日」に改める一部修正案を提出し賛成多数で可決しました。
その後、修正可決した部分を除く、原案の採決が行われ、賛成多数で可決されました。(修正部分を除いては原案に賛成しました。)
第98号議案
越谷市自治基本条例推進会議設置条例制定について。(市長の附属機関として、越谷市自治基本条例推進会議を設置するため、提案されたもの。)
本提案に対し、私を含む我が会派(新政クラブ)では、過去の経緯や内容について十分検討し、また議論を踏まえ、本条例案の第2条(所管事項)、第3条(組織)、第6条(会議)の内容に賛同し難く、反対しましたが、結果は賛成多数で可決されました。
第99号議案
指定管理者の指定について(越谷市斎場)。(越谷市斎場の指定管理者を指定するにあたり、地方自治法第244条の規定により提案されたもの。)
本議案には賛成しました。可決。
第105号議案
仮称越谷市障がい者施設建設工事(建築)請負契約の締結について。(予定価格が、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に規定する額1億5千万円以上となるので、規定により提案されたもの。)
本議案には賛成しました。可決。
越谷市は、障がい者の就労支援機能の充実を図る目的で、増林地区に障がい者施設を建設するもの。地域の人との交流を図る他、パン・ケーキ工房を作る予定。平成23年のオープンを目指す。
12月定例議会で一般質問を行ないました
今議会で、私は次の3項目(数点)について、一般質問を行ない新市長並びに選挙管理委員会委員長に対して、見解を質しました。
- 所信表明及びマニフェストについて
- 越谷市のビジョンについて
- 市政運営の経営戦略について
- トップセールス及び「市民力」を活かしたまちづくりについて
- 市長選挙について
- 開票終了時刻の目標設定について
- 開票終了時刻が大幅に遅れた原因について
- 人事評価制度の取組みについて
- 方向性と現在の状況について
*一問一答方式により、約1時間20分程行ったもの。
市長答弁の主な内容を紹介いたします
1.所信表明及びマニフェストについて
まちづくりのビジョンとして、「安心度埼玉No.1の越谷」と「市民が誇れる越谷」を目指して取り組むとい2つの基本理念を柱に6つの基本政策を掲げた。
- 子育て支援のまちづくり
- 医療・介護の充実したまちづくり
- 教育・環境に優しいまちづくり
- 市民力を活かしたまちづくり
- 産業の振興と雇用を増やすまちづくり
- 生活第一を目指したまちづくり。
というもの。
*具体的な新規事業が示されている中で、その予算規模や概算金額を質問しましたが、算出していないとのこと。工程表の作成とともに、市民の皆さんに説明責任を果たすよう求めました。
平成21年9月 定例市議会
9月定例議会の主な議案を報告いたします
9月定例議会は、9月1日(火)に開会され9月24日(木)に閉会しました。
今議会には市長より29件の議案と議員提出の1議案が提起され、慎重審議の結果、市長提出第58号議案(下記に記載)を除き、可決しました。
尚、市民より請願が2件提出されましたが、採択1件、不採択1件となりました。
9月議会の主な議案と結果
第58号議案
越谷市自治基本条例推進会議設置条例制定について、賛成少数で否決。
本条例は6月議会で可決した越谷市自治基本条例(9月1日から施行)に基づき、委員15人で組織し、市長の諮問に応じ、適切な運用・普及・見直しを調査審議し、また市長に意見を述べることができるとするもの。
[私も本議案に対して反対しました。](反対した理由)
越谷市では、平成19年7月より、まちづくりの基本となる条例として自治基本条例制定に向けた取り組みをし、6月議会に条例案を提案されました。そこでの議論は、自治基本条例審査特別委員会が設置され3日間にわたり活発な質疑が行なわれましたが、私を含む私の所属する会派(新政クラブ)では、自治体の憲法ともいえる自治基本条例の制定にあたっては、審議不十分として反対しました。(前回の活動報告に詳細記載)今回の推進会議設置条例案については、普及に関する調査事項等につき、実効性の確保に疑問を感じ反対したものです。
第74号議案
平成20年度越谷市一般会
計歳入歳出決算認定について、認定。(賛成)
- 歳入決算額 769億7424万円
- 歳出決算額 742億9575万円
第75号議案から第86号議案
平成20年度国民健康保険を含む12の特別会計歳入歳出決算認定について、認定。(賛成)
*上記の決算を集中審議する決算特別委員会の委員に私(原田秀一)も選出され、3日間にわたり、活発な質疑を行ないました。
議第4号議案(議員提出議案)
「越谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」の一部を改正する条例制定について、賛成多数で可決(賛成)
今回の議員提出議案は、国から支給される特別交付税が、過去3年間にわたって総額で約1億2300万円減額されていることが、今年3月に判明しました。理由は、職員の給与のうちの「地域手当」が国の基準である6%以上になっていることから「市の財政にゆとりあり」と判断されたものです。
平成23年4月には6%にすることになっていましたが、それを1年前倒しするもの。
21請願第3号(市民請願)
JR南越谷駅改修に伴うまちづくりのため、計画に関する情報の提供と市民参加の場を求める件、について賛成多数で採択。(賛成)
21請願第4号(市民請願)
所得税法第56条の廃止を求める件、賛成少数で否決。(反対)
平成21年6月 定例市議会
6月議会の主な議案と結果
6月定例会は、5月29日に開会され6月18日に閉会しました。
今議会には市長より17件の議案と議員より意見書提出の2議案が提起され、慎重審議の結果、全議案が可決しました。
尚、市民より請願が1件提出されましたが、不採択となりました。
6月議会の主な議案と結果
- 第41号議案
越谷市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について可決。6月に支給する期末手当の支給率を0.15引き下げるもの。(賛成) - 第45号議案
越谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について可決。6月に支給する期末手当及び勤勉手当の支給率を0.2(合計)引き下げるもの。(賛成) - 第47号議案
越谷市斎場設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について可決。指定管理者制度を導入することに伴い、斎場の管理を指定管理者に行わせることができる旨を規定するとともに、指定管理者が行う業務の範囲等を規定するもの。(賛成) - 第48号議案
越谷市自治基本条例制定について可決。自治のまちづくりの基本理念及び目標並びに市政に関する基本的事項を定め、住みよい自治のまちの実現に寄与するため、提案されたもの。(反対、理由は次ページ記載) - 市民請願:21請願第2号
食料品の消費税率0%を求める意見書の提出を求める件、については賛成少数で不採択。(反対)
自治基本条例に反対した理由
本議案の審議については、私も含めて10名の委員による「自治基本条例審査特別委員会」が設置され3日間にわたり活発な質疑が行われました。そして、私及び私の所属する会派(新政クラブ)は、審議不十分として、反対しました。主な反対理由を列記します。
- 第1に、条例原案作成と手順などの問題点。
- 第2に、条例の基本理念とその基本性格についての問題点。
- 第3に議会審議のあり方と民意の反映についての課題。
以上の3点です。
まず第1の問題点は、市長は「白紙から」の原案づくりを諮問し審議会は約1年にわたり大変な作業を進め本年3月に最終答申された原案に対し、「政策会議」の協議で修正され、修正理由や合意形成を得ずに提案されたこと。
そして、本条例の解釈に対する説明が不十分なこと、実効性を確保する「推進会議」に関する条例が示されていないこと。
第2の問題点としては、本条例をいわゆる自治体の憲法というからには基本的性格上、市民が市長・議会を縛るもので、遵守義務者は市民ではないこと。また、住民投票に関して「実施に関し必要な事項を定めます」として、本条例に示されていないこと。
第3の課題については最高規範性をもつ条例である事から、議会としても市民の声を広く深く吸い上げるプロセスが重要と認識。
以上。審議会委員の皆様には敬意と感謝です。
